緑茶の有効成分であるカテキンの効能とその効果的な摂取法

日本人に長年飲み続けられている緑茶の効果

緑茶は日本人に広く愛され、長年飲み続けられています。

 

 

緑茶はそもそも薬として約4000年前から中国の皇帝に飲まれていました。日本にも当初、薬として輸入されていたものなのです。お茶の効用の多くはカテキンによるものです。カテキンとはお茶に含まれている苦みや渋みの成分で、ポリフェノールの一種です。緑茶以外のお茶類にも含まれてはいますが、含有量では緑茶が圧倒的に多いのです。

 

 

日本では20年ほど前からこのカテキンが健康成分として注目を浴びるようになりました。カテキンの効用として、最も注目されているのは抗酸化作用と殺菌力です。まず抗酸化力はビタミンEの約50倍と言われています。この強力な抗酸化作用で、万病の元といわれる活性酸素を取り除く効果が期待できるとされています。

 

 

体内で発生する活性酸素は細胞や遺伝子を傷つけてしまいますので、緑茶を飲み、カテキンを取り入れることによって活性酸素を除去することができるのです。つまり老化防止や生活習慣病の予防につながるのです。この抗酸化力とともにビタミンCやテアニンも含まれているので、美肌効果も期待できます。一日数杯飲み続けるだけで良いので、サプリメントよりも役立ちます。また、カテキンの殺菌作用には虫歯や口臭の予防にも効果があります。お寿司屋さんで緑茶が出されるのも、生ものを食べるので、食中毒などの予防のため昔からの生活の知恵として行われているのです。

 

 

またカテキンには肝臓で作られる胆汁酸の排泄を促し、血液中のいわゆる悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの増加を抑制する作用があります。

 

 

これは心筋梗塞や脳梗塞など動脈硬化による病気を防ぐ役割を果たします。また食後の血糖値の急上昇を抑える効果も期待されているので、これらによって生活習慣病の予防につながっていきます。さらに最近ではカテキンが血中脂質を減少させる効果にも注目が集まっています。カテキンをサプリメントで摂取するのも良いのですが、その場合には成分が濃縮されるので、カフェインがきちんと除去されている製品を選んでください。

 

 

さて、ではそのカテキンを効果的に摂取するにはどうしたらよいのでしょうか。まず煎茶として飲むことです。茶葉を入れた急須に少し冷ましたお湯を注ぎ、30秒ほど置いてから均一に注ぎます。美味しいお茶が飲めますが、実はカテキンは日光に当たることで作られる成分です。茶葉に成分が集中しているので、茶葉を粉末にして丸ごと摂取するのが最も理想的な方法なのです。この場合、無農薬栽培や有機農法の茶葉を選択して下さい。